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篤姫
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於一(宮崎あおい)のもとに、斉彬(高橋英樹)から一揃いの「日本外史」が届く。喜んで史書を読みふける於一に、菊本(佐々木すみ江)は、女の幸せは良い嫁になることだと説く。

そんな折、忠教(山口祐一郎)が、息子の右近(加治将樹)が於一に一目惚れし、結婚したいと言っていると忠剛(長塚京三)に伝える。忠剛は、忠教の家との縁組は斉彬に誤解を与えるのではないかと気をもみ、どうしても前向きになれない。忠敬(岡田義徳)から於一の縁談を聞いた尚五郎(瑛太)は激しく動揺する。尚五郎は於一が結婚をどう考えるのかと尋ねるが、於一は日本一の男と結婚したいと答えるのみだった。

そのころ、アメリカ帰りのジョン万次郎(勝地涼)が薩摩に招かれていた。万次郎と会った尚五郎は、アメリカでは家の間で縁組を決めるのではなく、好きな相手と結婚できると知る。勇気を得た尚五郎は、ついに忠剛に直談判し、於一への思いを打ち明ける。しかし、その翌日忠剛が斉彬から城に呼び出される。忠剛は、右近との縁談がとうとう斉彬の耳に入ったのかと心配する。ところが、斉彬の申し出は、於一の人生をまるっきり変える、思いもつかないことであった。
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於一(宮崎あおい)を養女にしたいとの斉彬(高橋英樹)の
申し出に、忠剛(長塚京三)は感激する。
幼い頃から於一を育ててきた菊本(佐々木すみ江)も、
この上ない名誉と、ことのほか嬉しがる。
 しかし、於一は突然のことに驚き、断ることなど
出来ないことは知りつつも、どうしてよいのか迷ってしまう。

 養女の件を知った尚五郎(瑛太)は、於一が夫婦になることが
決して叶わない身分になることを悟り自暴自棄に陥る。
 西郷(小澤征悦)の祝言に招かれた尚五郎は思い
余って泣き崩れるが、西郷の温かさに励まされる。

 喜びに包まれる今和泉家であったが、なぜか菊本の
様子がおかしいことにお幸(樋口可南子)は気づく。
 養女に選ばれたことをどうしても納得出来ない於一は、
斉彬と直に会い理由を教えてもらいたいと忠剛に懇願する。
城に出向く日の朝、菊本は於一に「女の道は一本道。
引返すは恥にございます」と迫る。

 於一の率直な問いかけに、斉彬は、於一が自分の
母にとても似ているからだと話す。
 於一は、斉彬の情愛溢れる気持ちを知り、
養女となることを決心する。だが、今和泉の家に
戻った於一を待っていたのは、自害した菊本の姿であった‥。
薩摩では、藩主・島津斉興(長門裕之)の側室お由羅
(涼風真世)が息子の忠教(山口祐一郎)を跡継ぎにと望み、
嫡男・斉彬(高橋英樹)を慕う一派と激しい対立をひき起こしていた。

於一(宮崎あおい)は、藩の政治がどうなっているのかとても
興味をもつが、忠剛(長塚京三)は子どもが知るべきことではない
とはねつける。
 このお家騒動に巻き込まれ、大久保正助(原田泰造)も
謹慎処分となる。
 肝付尚五郎(瑛太)から聞き及んだ於一は、
正助の家族がさぞ苦しい生活をしているに違いないと
、今和泉家の厨房(ちゅうぼう)からカツオやタイ
を持ち出しては正助に届けるようになる。
 正助は、於一と尚五郎、そして西郷吉之助(小澤征悦)
の心遣いに深く感謝する。
 さらに、正助の妹たちが内職に追われる姿を見た於一は、
自らのかんざしやくしさえ正助の母・フク(真野響子)に
渡そうとする。

 しかし、フクは頑として受け取らない。
フクを傷つけたと悩む於一に、お幸(樋口可南子)は、
薩摩の女の誇りについて語り聞かせる。
 一方、老中・阿部正弘(草刈正雄)の助けに
よりようやく藩主となった斉彬は、於一の人生を左右
することになるある野望を抱いて薩摩にお国入りを果たすのだった。
お家騒動の末、ようやく藩主となった斉彬(高橋英樹)が薩摩にお国入りし、米価の改革などに積極的に取り組む。忠教(山口祐一郎)の藩主就任を画策した一派は、斉彬からどのような処罰が下るかと怯えるが、結局何のお咎めもないままに日が経つ。 そして、すぐにも赦しがあると思われていた大久保(原田泰造)らに何の沙汰もないことに、西郷(小澤征悦)ら若い藩士たちは苛立つ。 於一(宮崎あおい)や尚五郎(瑛太)は、斉彬の側近を務める小松清猷(沢村一樹)とその妹のお近(ともさかりえ)を訪ね、斉彬の真意を問い質す。しかし、清猷は一切答えようとせず、斉彬を信じることが忠義の道と諭すが、於一はどうしても納得できない。 そんな折、斉彬は島津家の分家をみな城に招き、一人ひとりに対面したいと急に言い出す。忠剛(長塚京三)は斉彬に失礼があってはならないと、於一に挨拶の稽古をつける。 しかし、登城の当日、斉彬に会った於一は清猷の制止を振り切り、なぜ大久保らに赦免がないのかと、斉彬に激しく問い詰めてしまう。実はある思惑があって分家の面々を集めていた斉彬は、そんな於一の一途さに大いに興味を抱くのであった。


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